ファクタリングとは、売掛債権を買い取ってもらうサービスです。ファクタリング業者を利用して資金調達してみたいけれども、「入金スピードが遅いのではないか」、「手数料が高くないか」など、気になることも多いのではないでしょうか?
そこで今回、人気のPayTodayとラボルを、5つの項目で徹底的に比較して、結果をまとめてみました。
どこのファクタリング業者を使うにしても、比較検討することが大切です。PayTodayにしようかそれともラボルにしようかで迷っている方はもとより、PayTodayまたはラボルのどちらか一方を選択肢として考えている方も、両者を比較することで、より業者の良い点や悪い点を把握できるのではないかと思います。
使ってみた結果、自分には合わなかったと後悔することがないように、業者の比較を通じて、事前によく検討しておくことがおすすめです。
以下の比較の結果に目を通すことにより、ぜひどの業者から資金調達をしたらよいのかの参考にしてください。
結論!【PayTodayとラボル】それぞれの特徴とおすすめな人
PayTodayとラボルの特徴を比較した結果、どのような方がどちらの業者に向いているのか、結論をまとめてみました。
PayTodayの特徴とおすすめな人!
PayTodayの特徴は、
①AIファクタリング
②経営者が女性
③貸金業免許を取得
です。
①については、PayTodayはファクタリングの審査にAIを使用することにより、申し込みから現金化まで最短30分のスピード取引を可能としています。また、手数料も1%から9.5%までと業界最低水準を実現しています。
②については、PayTodayの代表取締役は矢野名都子さんという女性の方で、スタッフも7割が女性です。女性目線だからこそできるきめ細かいサポートがPayTodayの強みと言えます。
③については、ファクタリング業者には貸金業免許は不要ですが、ファクタリング業者を規制する法律は未だ整備されていないため、貸金業免許を得ることによって、回収方法の透明性を確保しています。
以上から、PayTodayがおすすめな人は、
①入金スピードが早くかつ手数料が安い業者がいい方
②きめ細かいサポートを求めている方
③透明性を求める方
です。
ラボルの特徴とおすすめな人!
ラボルの特徴は、
①東証プライム上場企業の子会社が運営
②少額の買取に特化
③必要書類が最低限
です。
①については、ラボルは、東証プライム上場企業である株式会社セレスの子会社である株式会社ラボルが運営するファクタリングサービスです。このように運営元が安定しているため、安心して利用できます。
②については、ラボルは買取金額が1万円からと少額から利用できる上に、手数料も一律10%と決まっているので、簡単に概算を出すことが可能です。フリーランスや個人事業主のためのサービスと言えるでしょう。
③については、ラボルの必要書類は、①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス(取引先とのメール等)で、決算書・入出金明細・契約書等は不要です。
以上から、ラボルがおすすめな人は、
①安定した会社がいいという方
②フリーランスや個人事業主の方
③必要書類を用意するのが大変な方
です。
【違いはコレ!】PayTodayとラボルの比較表
PayToday | ラボル | |
審査内容 | ①直近の決算書一式(法人の場合) ②全ての口座の直近6か月分以上の入出金明細 ③買取を希望する請求書 ④代表者の本人確認書類 |
①本人確認書類 ②請求書 ③取引を示すエビデンス(取引先とのメール等) |
手数料 | 1〜9.5% | 10% |
入金スピード | 最短30分 | 最短60分 |
対象者 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 |
買取金額 | 10万円〜上限なし | 1万円〜上限非公開 |
公式サイト | https://paytoday.jp/ | https://labol.co.jp/ |
PayTodayの審査内容は、①直近の決算書一式(法人の場合)、②全ての口座の直近6か月分以上の入出金明細、③買取を希望する請求書、④代表者の本人確認書類、です。ラボルの審査内容は、①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス(取引先とのメール等)、です。
PayTodayの手数料は、買取金額の1〜9.5%です。
ラボルの手数料は、一律10%です。
PayTodayの入金スピードは、最短30分です。
ラボルの入金スピードは、最短60分です。
対象者はいずれも、法人及び個人事業主です。
PayTodayの買取金額は、10万円からで上限はありません。
ラボルの買取金額は、1万円からで、上限は公開されていません。
PayTodayとラボルはどっちがおすすめ?5つの項目で比較!
上の比較表を基に、PayTodayとラボルについて、主な相違点を、1 審査内容、2 手数料、3 入金スピード、4 対象者、5 買取金額、の5つに絞って徹底比較してみました。比較表とあわせてご覧ください。
1 PayTodayとラボルを審査内容で比較!
PayTodayの審査内容は、①直近の決算書一式、②全ての口座の直近6か月分以上の入出金明細、③買取を希望する請求書、④本人確認書類、です。提出した資料を元に、PayToday独自のAI審査システムで買取可否を判定します。
一方、ラボルの審査内容は、ラボルの審査内容は、①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス(取引先とのメール等)、です。決算書・入出金明細・契約書等の書類は不要です。また、信用情報に照会しない独自の審査を行なっているので、融資やカードの審査に落ちた方でも審査可能です。
両者を比較すると、ラボルの審査が、決算書・入出金明細・契約書等の書類は不要ということで、PayTodayより利便性が高いのではないかと思います。
2、PayTodayとラボルを手数料で比較!
PayTodayの手数料は、買取金額の1%〜9.5%です。手数料は、利用者・売掛先の情報の他、利用者の資金用途も重視し、総合的に判断しています。
ファクタリング業者の手数料は、債権額の2%から18%が相場といわれていることを考えると、PayTodayの手数料は非常に安く設定されているのが分かります。
一方、ラボルの手数料は、一律で買取金額の10%です。
両者を比較すると、PayTodayの手数料は、ラボルよりも非常に安く設定されているのが分かります。手数料が安い業者がいいという方は、PayTodayをおすすめします。
3、PayTodayとラボルを入金スピードで比較!
PayTodayの入金スピードは、申し込みから現金化まで最短30分です。これは、AIを使った審査を行なっているため、審査時間が大幅に短縮されるからです。申し込みから入金まで最短30分という速さは大きな魅力と言えるでしょう。
一方、ラボルの入金スピードは、申し込みから現金化まで最短60分です。ラボルも入金スピードが速いことが分かります。
両者を比較すると、PayTodayの入金スピードは、問い合わせから入金まで最短30分の速さというのは業界でも最短に近いことが分かります。入金スピードの速いファクタリング業者を選ぶとすると、ラボルも十分速いのですが、僅差でPayTodayということになろうかと思います。
4、PayTodayとラボルを対象者で比較!
対象者については、PayToday・ラボルともに、個人事業主でも法人でも対応が可能です。
なお、ラボルは元々は個人事業主のみを対象としたファクタリング業者でしたが、ファクタリング需要の増加に伴い、2022年3月から法人もサービス対象となりました。
対象者については、両者互角と言ってよいでしょう。
5、PayTodayとラボルを買取金額で比較!
PayTodayの買取可能額は、最低額が10万円からで、最高額は上限がありません。非常に幅広く対応しています。
一方、ラボルの買取金額は、最低額が1万円からで、最高額は公開されていません。どうやら少額の買取に特化しているようです。
両者を比較すると、PayTodayは買取金額について幅広く対応しているのに対し、ラボルは買取金額についての幅が狭いのが分かります。高額債権を現金化したいという方は、PayTodayをおすすめします。
【PayTodayとラボル】比較まとめ
PayTodayとラボルの比較をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
いずれも人気のファクタリング業者ではありますが、ファクタリングの審査にAIを使用していることから入金スピードが早くかつ手数料が安い業者がいい方や、スタッフの7割が女性であることからきめ細かいサポートを求めている方はPayTodayがおすすめであったり、東証プライム上場企業の子会社であることから安定した会社がいいという方や、買取金額が1万円からと少額から利用できることからフリーランスや個人事業主の方にはラボルがおすすめであったりと、両者の違いが明確になったのではないかと思います。
ファクタリングは合法的な資金調達手段で、中小企業庁も資金調達の一つの手段として正当なものであるという見解を出しています。また、ファクタリングは、借金とは異なり、毎月の返済が重くのしかかるということもありません。
PayTodayとラボルの比較を通じて、いずれか一方が気になったという方は、ぜひ連絡を取ってみてください。