ファクタリングとは、売掛債権を買い取ってもらうサービスです。ファクタリング業者を利用して資金調達してみたいけれども、「入金スピードが遅いのではないか」、「手数料が高くないか」など、気になることも多いのではないでしょうか?
そこで今回、人気のと資金調達プロとラボルを、5つの項目で徹底的に比較して、結果をまとめてみました。
どこのファクタリング業者を使うにしても、比較検討することが大切です。資金調達プロにしようかそれともラボルにしようかで迷っている方はもとより、資金調達プロまたはラボルのどちらか一方を選択肢として考えている方も、両者を比較することで、より業者の良い点や悪い点を把握できるのではないかと思います。
使ってみた結果、自分には合わなかったと後悔することがないように、業者の比較を通じて、事前によく検討しておくことがおすすめです。
以下の比較の結果に目を通すことにより、ぜひどの業者から資金調達をしたらよいのかの参考にしてください。
結論!【資金調達プロとラボル】それぞれの特徴とおすすめな人
資金調達プロとラボルの特徴を比較した結果、どのような方がどちらの業者に向いているのか、結論をまとめてみました。
資金調達プロの特徴とおすすめな人!
資金調達プロの特徴は、
①ファクタリング業者を紹介するサービス
②提携事業者数No.1
③利用事業者数1万社
です。
①については、資金調達プロは、直接ファクタリングを提供する業者ではありません。多数のファクタリング業者の中から、利用者の条件に合った最適なファクタリング業者を紹介するというのが資金調達プロのシステムです。ですから紹介される業者によって、手数料や入金スピードが異なります。
②については、資金調達プロの提携事業者数は国内最多の1,000社以上です。必ず、最適の ファクタリング・資金調達の方法が見つかるはずです。
③については、利用事業者数が1万社を超える実績があります。これは相当程度ユーザーに受け入れてもらっていると言えますし、信頼できる業者と言えるでしょう。
以上から、資金調達プロがおすすめな人は、
①どの業者を選んだらよいかわからない方
②提携事業者の選択肢が多い方がいいという方
③利用事業者数が多い方が安心できるという方
です。
ラボルの特徴とおすすめな人!
ラボルの特徴は、
①少額の買取に特化
②「与信タスク」制度
③支払いまでの期間が150日以内であればOK
です。
①については、ラボルは買取金額が1万円からと少額から利用できる上に、手数料も一律10%と決まっているので、簡単に概算を出すことが可能です。フリーランスや個人事業主のためのサービスと言えるでしょう。
②については、ラボルは、独自の「与信タスク」制度を設けています。アンケートに回答したり追加書類を提出したりすると与信が上がり、審査に通りやすくなる仕組みです。この制度を使うことにより、利用実績がなくても利用枠を増やすことが出来ます。
③については、ファクタリング業者には支払いまでの期間が長い売掛金を買取対象としない場合があります。ラボルなら、支払いまでの期間が150日以内であれば買取対象になります。
以上から、ラボルがおすすめな人は、
①フリーランスや個人事業主の方
②アンケートに回答することが苦にならない方
③150日後に回収する予定の売掛金を現金化したい方
です。
【違いはコレ!】資金調達プロとラボルの比較表
資金調達プロ | ラボル | |
審査内容 | 資金調達プロは、利用者の条件に合った最適な業者を紹介するシステムなので、紹介された業者によって審査内容は異なる | ①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス(取引先とのメール等) |
手数料 | 紹介された業者によって手数料は異なる | 申請金額の10% |
入金スピード | 紹介された業者によって入金スピードは異なる | 最短60分 |
対象者 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 |
買取金額・保証金額 | 100万円〜3億円 | 1万円〜上限非公開 |
公式サイト | https://shikin-pro.com/lp/factoring/factoring_af?_rt_ck=7615.230600670997 | https://labol.co.jp/ |
資金調達プロは、利用者の条件に合った最適なファクタリング業者を紹介するシステムなので、紹介された業者によって審査内容が異なります。
ラボルの審査内容は、①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス(取引先とのメール等)、です。
資金調達プロは、紹介された業者によって手数料が異なります。
ラボルの手数料は、申請金額の10%です。
資金調達プロは、紹介された業者によって入金スピードが異なります。
ラボルの入金スピードは、申込みから最短60分です。
対象者は、いずれも法人及び個人事業主です。
資金調達プロの買取金額は、100万円から3億円までです。
ラボルの買取金額は、1万円からで、上限は公開されていません。
資金調達プロとラボルはどっちがおすすめ?5つの項目で比較!
上の比較表を基に、資金調達プロとラボルについて、主な相違点を、1 審査内容、2 手数料、3 入金スピード、4 対象者、5 買取金額、の5つに絞って徹底比較してみました。比較表とあわせてご覧ください。
1 資金調達プロとラボルを審査内容で比較!
資金調達プロは、利用者の条件に合った最適なファクタリング業者を紹介するシステムなので、紹介された業者によって審査内容が異なります。
一般的には、本人確認書類、入出金状況をチェックするため口座の通帳が必要となります。また、売掛金を証明するため請求書、納品書等や、法人としての経営状況を審査するために決算書を提出する必要があります。
一方、ラボルの審査内容は、ラボルの審査内容は、①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス(取引先とのメール等)、です。決算書・入出金明細・契約書等の書類は不要です。また、信用情報に照会しない独自の審査を行なっているので、融資やカードの審査に落ちた方でも審査可能です。
両者を比較すると、いずれも同じような資料の提出が必要となります。審査内容は、両者互角と言えるでしょう。
2、資金調達プロとラボルを手数料で比較!
資金調達プロは、利用者の条件に合った最適なファクタリング業者を紹介するシステムなので、紹介された業者によって手数料が異なります。ファクタリング業者の手数料は、業者が一律に設定している場合もありますし、債権の内容次第で変動する場合もあります。一般的には、債権額の2%から18%が相場です。
一方、ラボルの手数料は、一律で買取金額の10%です。
両者を比較すると、ファクタリング業者の手数料は、債権額の2%から18%が相場といわれていることを考えると、ラボルの手数料は、業界でも平均的な手数料だということが分かります。手数料は両者互角と言っていいでしょう。
3、資金調達プロとラボルを入金スピードで比較!
資金調達プロは、利用者の条件に合った最適なファクタリング業者を紹介するシステムなので、紹介された業者によって入金スピードが異なります。一般的には、二者間ファクタリングでは申し込みから入金まで2営業日ほど日数がかかるのが当たり前で、三者間ファクタリングではこれが1週間〜10日ほどかかってしまいます。
一方、ラボルの入金スピードは、申し込みから現金化まで最短60分です。ラボルはAIを審査に導入しており、入金スピードが速いことが分かります。
両者を比較すると、ラボルの入金スピードは、業界でも最短に近いことが分かります。入金スピードの速いファクタリング業者を選びたい方は、ラボルがおすすめです。
4、資金調達プロとラボルを対象者で比較!
対象者については、資金調達プロ・ラボルともに、個人事業主でも法人でも対応が可能です。
なお、ラボルは元々は個人事業主のみを対象としたファクタリング業者でしたが、ファクタリング需要の増加に伴い、2022年3月から法人もサービス対象となりました。
対象者については、両者互角と言ってよいでしょう。
5、資金調達プロとラボルを買取金額で比較!
資金調達プロの買取可能額は、最低額が100万円からで、最高額は3億円までとなっております。10万円単位の少額債権は買取に応じておらず、また、3億円を超える高額債権も応じていません。
一方、ラボルの買取金額は、最低額が1万円からで、最高額は公開されていません。どうやら少額の買取に特化しているようです。
両者を比較すると、ラボルは、少額の買取に特化し、買取金額についての幅が狭いのが分かります。少額の買取以外の方は、資金調達プロをおすすめします。
【資金調達プロとラボル】比較まとめ
資金調達プロとラボルの比較をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
いずれも人気のファクタリング業者ではありますが、最適なファクタリング業者を紹介してくれるためどの業者を選んだらよいかわからない方や、利用事業者数が1万社を超える実績があることから利用事業者数が多い方が安心できるという方は資金調達プロがおすすめであったり、売掛金を買い取ってもらうのではなく回収できなくなった売掛金を保証してもらえるという保証型ファクタリングがいいという方や、1ヵ月以上の支払い遅延も保証の対象であることから支払い遅延が心配な方はラボルがおすすめであったりと、両者の違いが明確になったのではないかと思います。
ファクタリングは合法的な資金調達手段で、中小企業庁も資金調達の一つの手段として正当なものであるという見解を出しています。また、ファクタリングは、借金とは異なり、毎月の返済が重くのしかかるということもありません。
資金調達プロとラボルの比較を通じて、いずれか一方が気になったという方は、ぜひ連絡を取ってみてください。